国立大学法人名古屋工業大学 大型設備基盤センター [ トップへ戻る ] 
TOP > 分析機器紹介 > 低温室紹介 > 超高感度磁化率測定装置
サイトナビ

ご案内

大型設備基盤センター サービス系

低温室

SQUID磁束計写真

超高感度磁化率測定装置

設置場所

大型設備基盤センター(54号館) 低温室

装置管理者・連絡先

この装置の設備取扱責任者、相談員、オペレーターは、人員配置にてご確認ください。

はじめに

本装置は平成12年度に東北大学より移管されたSQUID磁束計で、計測分析センター低温室に設置されており、平成14年度より同センターの共同設備として全学的に利用していただくことになりました。

 SQUID(超伝導量子干渉素子)は、超伝導体に特有のジョゼフソン効果を利用した高感度磁束計であり、微小試料、薄膜や有機磁性体などの磁気モーメントが測定できます。磁気物理学、材料工学、 磁気化学などの研究分野に有力な測定装置で、超伝導体の特性評価にも欠かせないものです。

SQUID磁束計試料室周辺の模式図

装置性能および仕様

試料室周辺の模式図を右図に示します。試料空間は外系と完全に遮断されており、冷却は液体He層からの冷却ガス、加熱はガスヒーターと試料チューブの外側に配置してあるヒーターにより行います。試料温度の均一性を得るため、試料空間の長さ方向に銅線が張ってあり、また試料空間は希薄なHeガスで満たされています。液体He温度以下(T=4.2K)の制御は、ヘリウム貯蔵室に導入した液体Heの減圧により行えますが、この空間は小さいので最大で約2時間程度(要調整)しか温度を持続できません。

   
測定感度 5×10-9emu
温度範囲 1.7K〜400K
超電導磁石 ±5テスラ
マグネットリセット 残留磁場2G以下
検出方法 SQUID(超電導量子
干渉素子)による検出
最大試料寸法 φ9mm
制御方法 Windowsベースによる
全自動測定
環境磁気シールド
液体窒素ジャケットデュワー


測定例

磁気中冷却(H = 100 Oe)、無磁場中冷却した試料(酸化鉄クラスター)の熱磁気曲線と測定温度5Kにおける磁気履歴曲線を示します。


分析試料

試料ホルダーは色素添加(磁性不純物)の無いストロー(支給品)を使用します。下図は試料設置方法の概略図です。先ずストローの端約5mmを切り、その中に試料(液体は不可)を挿入します。この切り口がストローの長手方向と平行になるよう約9cm挿入しsample rodに取り付けます。試料の大きさはストローの内径(φ5.5mm)を考慮して準備してください。尚、本磁束計の最大測定磁化値は約1.25emuです。




利用方法及び利用料金(学内)

ポータル内の機器分析受付システムから申請してください。
システムへのアクセス方法については学内利用案内をご確認ください。
予約が混み合う場合は日程調節することがあります。測定当日は備え付けの記録用紙に必要事項を書き込んでください。装置の操作は原則として利用者が行います。測定を依頼されたい方、新規に利用したい方は設備取扱責任者までご連絡ください。

利用料金は、学内利用料金表をご参照ください。


学外の方へ

ご相談、または受託試験を希望される学外の方は、受託試験案内をご覧下さい。



         
国立大学法人名古屋工業大学 大型設備基盤センター [ ページトップへ戻る ]